堀井計プロフィールページ

2013年09月29日

転覆したくなければまずもって足を運ぶこと。このイベントにはそれだけの価値がある。

9月29日

この10年右肩上がりで成長を続けてきた乗合保険代理店。

その要因はと聞かれると。

「ヒトより半歩先に足を踏み入れ、風が吹いている場所に身を置いたこと。ただそれだけです。」

ほんのチョコット謙遜が入っているにせよまんざら嘘ではありません。

ですが来年の通常国会で法案が可決されると規制が強化されます。今回の規制強化は風向きが変わるということ。つまり順風満帆から向かい風に変わるということで、一歩経営のかじ取りを誤ると沈(転覆)する、つまり経営破たんする可能性を限りなく秘めているというコトです。

              写真 2013-03-07 12 31 20.jpg        

かじ取りを誤らないようにするには。

まずは操船技術を磨くこと。
そしてそのためにも情報を先取りし行動することです。


今回10月12日(土)横浜パシフィコで開催されるの保代協イベントでは。

市場(customer)、競合(competitor)、自社(company)の頭文字を取って3C分析になぞらえました。この3C分析は自社がどのような経営環境に置かれているのか、現状を分析し課題発見、戦略代替案の発想などに活用するフレームワークで、主にマーケティング分野等で活用されていたものが広く経営分析ツールとして広がりました。

そこでこの「3C分析」をテーマとして各方面から多彩なゲストを招致。

「顧客分析」では世界的に顧客満足度調査を行うJDパワーさんが日本の生保市場で毎年実施している顧客満足度調査をベースに「今顧客は保険代理店に何を求めているのか」を発表していただきます(通常社外秘でクライアント意外公表されないデータです)

「競合分析」では市場規模40兆円というビッグマーケットに乗りこんできたネット系(楽天)、流通系(ニッセン)商社系(伊藤忠)異業種企業のトップクラスをお招きし、なぜ保険業界に参入しどうシェアを取ろうとしているかを暴露していただきます。

そして「自社分析」は来るべき規制強化を前提として代理店はどんな体制整備が必要でどんな戦略で経営していかないと生き残れないのかを金融審ワーキンググループメンバー(ボスコン加藤氏)、元金融庁にも在籍されていた弁護士(増島氏)、現役保険会社の代表(富士火災横山氏)という豪華メンバーにホロス亭エロスがコーディネーターという布陣で臨ませていただく所存です(落語はしませんのであしからず・・)

                写真 2012-09-27 9 28 05.jpg

来るべき規制強化をピンチではなくチャンスに変える唯一の方法は、「顧客」を知り、「競合」を知り、「自社」のリソースを知り、そして強みを見出し、スピード感を持って行動に移すことです。

保険業界に身を置く関係者の皆さま。

是非本イベントでお会いできることを愉しみにしております。

お申込みは⇒http://hodaikyo.org/releases/view/00020
posted by 堀井計 at 13:44| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月27日

なぜ天狗の鼻はポキッと折れてもトカゲのしっぽのように再生してしまうのか。

9月27日

ここ2週に渡り久しぶりに某大手金融機関の研修講師を務めました。今回はインストラクターを対象とした指導強化スキルをあげる為の研修。

この企業さまは8年くらい前、ワタスが初めて講師役を務め、その後継続いただいているビッグクライアントなのですが、実は最も研修講師に対して厳しい評価をされる企業さまでもあります。これは人材開発部のミッションがはっきりされており、導入いただく難易度が高いのはもとより、社員の成長に役に立たないと思われる講師、研修会社は受講生へのアンケート評価等に基づき即出入り禁止になるというポリシーを持たれているのでワタスタチもかなり気合を入れて望む必要があるのです。

今回は約200名のインストラクターを7名の講師陣が担当したのですが、ワタス以外は現役バリバリの講師。ワタスはパイオニアではありながら最近はほとんど講師現場に立っていませんでした。実は結構内容的にはタイトで難易度も高かっただけに「ひょっとしたらヤバいかも・・」とビビっておりました。もしアンケートで点が悪ければシメシがつかんなと。

その反面感無量なところもありました。昨日の研修では7名の講師中5名が当社講師。何が感無量かと言うと、ワタス以外の講師陣が最も厳しいクライアントのお眼鏡に叶って登壇しているという事実に対してです。実は元々教育研修事業はワタス1人から始めたのですが、それが結構評価されて講師として飛び回りだしたころ幹部が大量離脱し組織が崩壊しかけたことがあります。その時に、

「所詮研修なんてあんたが趣味でやっているようなもんでしょ。あんたにしかできんようなもん事業にはならん。」と言われたのです。

その時は、組織崩壊という現実に打ちひしがれていたので(根っからの弱虫ですが何か・・)何も反論できずただその言葉を聞いているだけだったのですが、その言葉はワタスの耳から離れることは無かったわけです。そして数年の時を経て研修事業は分社化し、社長を据え、その社長の奮闘もあり今ではワタスなんていなくても年間9ケタの売上をいただける会社にまでなったことが感無量だったのです。ですので当時とても悔しい想いをしましたが今ではその言葉を投げられたからこそ成長ができたと感謝しているくらいです。

                 伊東居眠り.jpg
 当研修会社のI社長は入社当時マジックで目を描いて仕事の振りをしながら寝ていました・・・


で、話しを元に戻します。1回目のアンケート結果が送られてきてその評点を見ると。

なんとワタスが一番評価が高いやありませんくぁ・・その結果を見て「さすが!」とか「凄いですね!」とか言われて素直にとても嬉しかったのではありますが。

今回のネタはそんな自慢話をしたいわけではありません(え?結果的になってる?)何が言いたいかと言うとニンゲン調子がイイ時とか更にそれを褒められすぎるとつい天狗になってしまい、その結果傲慢になったり油断したり裏切られたりしてその反動で伸びた鼻がポキッと折れることが往々にしてありますよねと(まさに崩壊当時のワタス・・)
ニンゲンはここで一旦その現実を味わって自信を失ったり、自暴自棄になったりすることもあれば、素直に反省し、謙虚になり、成長の糧と捉えて再スタートを切り、そして更なる成長を辿るヒトとに分かれたりするわけです。でも今回ちょこっと褒められ、イイ気分を味わったあとに感じたんです。

                 天狗.jpg

それは、「ニンゲンって一旦鼻が折れても喉元過ぎればその折れたはずの鼻が伸びてきて、またどこかでその鼻を折られてしまうという繰り返しをしてしまう愚かしさを秘めている」ということ。その時は反省するけどすぐに忘れてしまい、また同じことを繰り返すんですよね。体験に基づく気づき(内発的)が最も行動に影響を与えるのですがそれでも習慣化ができていないと性格や気質の本質は中々修正できないということでしょう。

結果が良かった時は素直に喜び、自信を持つことはとても大事なコトですが、同時に謙虚さを忘れず更に学ぶ姿勢を崩さずその結果に導いてくれたのは周りのお蔭と感謝すること。

俺が俺がの「が」で生きず、お蔭お蔭の「げ」で生きることが肝要ですね。

なお2回目のアンケート結果はヨカッタ時だけ公表しますのであしからず・・・
posted by 堀井計 at 21:18| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月23日

半沢直樹はなぜ左遷させられ大学の先輩はなぜ大企業でトップに登りつめたのか?

9月23日

半沢直樹終わりましたね。池井戸潤さんの小説は結構ハッピーエンドで終わるものが多いので今回も無事昇進して終わると予想していたのでエンディングは少し意外でした。まぁ、最も保守的な金融機関であれだけ大暴れすればああなるのもやむなしというところでしょうか。

非道なこと、理不尽なこと、どう考えても納得できないことは世の中には五万とあります。けれど恨みつらみ怨念をモチベーションにすることはかなりリスキーです。いくら能力が高くても攻撃的で常に敵を想定し打ち負かしていくタイプはいつそのターゲットがこちらに向けられるかを恐れられ、結果的にその組織からはじき出されていくことが往々にしてあります。また意識していなくても負の想念を持つものを引き寄せたり、無意識下で敵?と戦争を始めてしまい心身的にもリアルな生活やビジネス的にも運気を下げてしまう可能性が高いのです(妖しい話しですが・・)

では大企業に属しながら、敵を作らずもしくは敵を跳ね除け上に上に登りつめて行く要諦とは何なのでしょうか?残念ながらワタスは自ら組織に属することに向むかないと判断し、ドロップアウトし起業したクチなので経験値として語れるものはありません。でも最近思うのですが、大企業にいながら業績を上げ、上司から好かれ、理不尽なコトにもメゲずストレスに耐えながら登りつめてきたヒトタチは本当に凄いなと。もう現世ではその立場にチャレンジすることはできそうにありませんが、もし来世でビジネスパーソンになるならチャレンジしたいくらいです。

で、昨日はワタスの母校京都産業大学で創立50周年事業「OB・OGむすびわざ交流会」〜トップリーダーサミット〜なるものが開催され、どういうわけか卒業生13万人の中から選ばれてご招待されてきました。その中の卒業生を代表する基調講演(企業トップの視点で見た人材育成の哲学)が日本有数の大企業中の大企業アサヒグループホールディングスの代表取締役COO泉谷直木先輩でした。それではグループ連結売上15,791億円、グループ社員数約18,000人の頂点に立たれた先輩の言葉からその答えを紐解いてみることにしましょう。

     写真 13-09-22 12 53 51.jpg 写真 13-09-22 12 40 59.jpg

まず、泉谷先輩はワタスより10年先輩。この時期にアサヒビールに入社されたということは学歴的にも相当ハンディを背負っていたことは容易に想像できます。その学歴をものともせず出世していくということは兎に角実績で文句が出ない程の数字を叩きだされ続けてきたのでしょう。言葉の力強さからそれが伝わってきました。その上でワタスの中でサスガと感じたセンテンスをピックアップさせていただきますと。

・若いうちは体技心(行動優先)、ミドルエイジは技体心(能力優先)、幹部になれば心技体(人間力優先)
・組織の能力はその長の能力を超えない。よって組織を成長させるには長が成長し続けること。
・当り前の基準を高く持て
・知ったかぶりは成長を止める
・自分の仕事を定量化せよ(自分の給料を時給に置換え何もしなくてもどれだけお金が減っていくかを認識)
・質問だけで人を説得せよ(指示命令で人を動かすことは簡単。質問で動かすには相手をよく理解せねばできない)
・毎日10分朝刊のトップ記事と自分との関係を考え、見出しに第2のタイトルを考えるクセをつける
・自律、自立する(他人のせいにしない。苦しみから逃げない)


以上経験値と今も実践されていることと未だ目指されていることを語っていただきました。そして最後に京都産業大学生へのメッセージとして。

個性を伸ばせ。型破りな挑戦をしろ。自分に自信を持て。そして学校名を正しく言うこと。産大とか京産大とか言わない。ちゃんと京都産業大学と言うコト。なぜなら産業とは「むすびわざ」の意、敢えて校名にその名を冠したのは産業とはむすびわざと読む。それはモノ、コト、ヒトを新しい発想で結びつけ、これまでにない価値を社会に産み出すというイノベーションの概念そのものです。だから誇りを持って正しく校名を言うようにしましょう、と。

学生だけでなく社会人にも、京都産業大学OBだけでなくすべての産業に関わるヒトタチにも響くメッセージではないでしょうか。

それにしても出向を命じられた半沢直樹に妻の花ちゃんはどう反応し、どうコメントし、どうサポートしてくのでしょうね。反撃に転じる続編を愉しみにしたいと思います(笑)

               半沢花.jpg
posted by 堀井計 at 14:46| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月18日

暴力から魔力へ。果たして体罰という外発的動機付けでニンゲンは成長するのだろうか

9月18日

また高校で体罰がありましたね。

監督と選手、先生と生徒、先輩と後輩、社長と社員、上司と部下、親と子、親分と子分。

権力のあるモノがその力を誇示して下位のモノをコントロール(支配)しようとすることは一般的にはよくあることです。それがエスカレートすると体罰という行動となり、それが表沙汰になると世間は大いに叩きにかかるわけですが、身体的暴力だけでなく精神的暴力、いわゆる言葉による暴力も実は見過ごすわけには行きません。むしろそちらの方が陰湿で、ダメージが大きい場合も往々にしてあるわけです。

体罰がムチなら報酬はアメ。いわゆる飴と鞭を使い分けながらやる気にさせようとする手法を外発的動機付けと言います。それに対して自らが目的や理念を持ち、自主自律的にやりたいこと好きなコトに没頭して行くようにハタラキかけることを内発的動機付けと言います。

教育指導する立場のモノが愛を持って外発的指導をする場合もあるかもしれませんが、恐らくそれは最もチープで安易でかつ効果を生まない(短期的にはあるかもしれませんが)手法ではないかと思うのです。

内発的な動機付けを行いながら成果を出すことは、教育指導側のスキルが入ります。即効性が無いので常に結果を問われる立場なら焦ることもかもしれません。もちろんスキルだけでなく、相互に信頼関係を構築しておく必要もあります。「このヒトのためなら」とか「こんなヒトになりたい」という魅力や能力や人間力も備えなければなりません。

これからの指導者は大変ですね。企業においても誰もが豊かな暮らしを望み、出世や昇給のために汗水を垂らして働いた高度経済成長期のマネジメントでは通用しません。


実は高校での体罰がニュースになった今日、京都で某私立高校の理事長が主催する交流会で講演をさせていただきました。テーマは「人生成倖の秘訣。コミュニケーションスキルと運の話」。理事長はじめ名門高校野球部のコーチ、企業経営者等指導する立場のカタガタばかりが参加されました。

それなりの気付きを提供できたのではないかと願っているのですが、やはり聞くヒト(受講者)より話すヒト(ワタス)の方が気づきは大きいものですね。90分の講演をしながら自らのマネジメントや活き方を改めてブラッシュアップする必要性を感じました。

ところで明日は8年くらい前から継続させていただいている某大手金融機関の研修。今回はインストラクター向けの研修です。すべては当時出版した1冊の書籍から始まりました。この内容をご評価いただき、研修が始まり、研修会社を作りました。

                そろそろ.jpg

ワタス含めこの会社に関わってくれたヒトからたくさんの受講生までコミュニケーションスキルを磨くことで人生が変わったヒトは数知れません。

言葉の暴力から言葉の魔力へ。権力のマネジメントから魅力のマネジメントへ。ロジックからマジックへ。

以上取り留めもない自らに向けた備忘録でした。


              1239675_10202048987930027_1865714289_n.jpg

                 
posted by 堀井計 at 21:50| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月17日

大雨特別警報。リスクマネジメントの原点は念には念を入れることである

9月16日

それにしても台風凄かったですね。

まさか家の前が川化するとは思いませんでした。床下浸水寸前のところまで行きましたが寸での所で水が引いてくれて助かりました。

         写真 2013-09-16 9 55 57.jpg写真 2013-09-16 9 56 06.jpg

といってもワタスは家にいなかったのですが・・

実は本日は東京で社員の結婚披露宴があり、お昼からだったので今朝新幹線で行く予定をしていました。ところが昨日のニュースで台風が本州を縦断しそうな気配だったので急遽最終新幹線で前入りすることに決めました。主賓という大役を仰せつかっていたのでせっかくの社員の晴れ舞台に穴をあけるわけにはいかないと判断したのです。念には念を入れた行動でした。

よって主不在の家はかなり大変だったらしいのですが、その代り無事披露宴には出席できました。多分大丈夫だろうと予定通りの出発をしていれば確実に新幹線不通で現地には辿りつけていませんでした。

ところで、念には念をを入れるとは「まちがいがないよう気を配って物事にあたる」という意味。

また、「念」という字は「今の心」と書きます。
つまり今の心を大事にして気を配りモノゴトにあたるということですね。社員の晴れ舞台にお祝いの言葉を添えてあげたい。もし万一出席できなかったら新郎の面目を潰してしまう。リスクマネジメントをビジネスにしている会社の経営者が不測の事態を想定して行動できないようでは信用問題である。頭で考えるとこんな理由がでてくるのですが、心で、直感で感じることはやはり直接行って祝福してあげたいという素直な気持ちです。こんな今の心を大事にしたから行動に踏み切れたということです。

考えて見れば保険に加入しようという気持ちも今の心をカタチにすることから始まりますよね。念を入れるということが保険設計の基本だということです。

ところで当社の若手社員永岑クンの披露宴はとても爽やかで温かくとても感動しました。最近の披露宴は主賓としてご招待を受けることが多いのですが(たまに落語も有り・・)今回もお二人の幸せそうな姿を見るにつけ、今よりもっとイイ会社、働き甲斐のある会社にして奥さんやご両親ややがて生まれてくる新しい家族にも誇れる企業にしていかんとあかんなぁとつくづく思った次第です。

         写真 2013-09-16 17 52 15.jpg 写真 2013-09-16 12 38 28.jpg

それと。

主賓挨拶でギャグをかましてウケを狙うのはかなりリスキーな行為なのですが今回も果敢にチャレンジし、5回はウケるようネタを仕込んだのですが(半沢直樹、滝川クリステルネタまで投入)やはり初対面のカタガタを前にして酒も入らず笑う準備もされていない状況で爆笑を誘うのはかなり難易度が高く。まだまだ修行の余地ありと言うところでした。次回主賓の機会をいただくことがあれば、念には念を入れて望みたいと思います・・・

永岑くんおめでとう。末永くお幸せに!

            写真 2013-09-16 16 33 00.png
posted by 堀井計 at 00:19| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月10日

東京オリンピックに浮かれる前にまず自らが出来うる共感の段取りを学び取れ

9月10日

まだまだ興奮冷めやらぬ東京オリンピック招致決定のニュース。

              phototokyo2020_1.jpg

株価も上昇し日本国中が明るいムードになっていることはとても結構なことですし、経済アナリストや評論家がその市場規模を3兆とも150兆とも発表していますので、それに期待を寄せ獲らぬ狸の皮算用を初めている企業経営者も多いことでしょう(ワタスもその一人・・・)

もちろん千載一遇のチャンスをものにすることはとても大事なことです。

ですが、その話題は俄か評論家も含め色んな所でこれから話題になるでしょうから敢えてワタスはここでは触れません。むしろワタスは今回の結果に対する今後の期待や予測ではなく、この結果をもたらした日本団の戦略について考察し、この成功事例を自身の生活やビジネスにどう活かすかに焦点を当ててみたいと思うわけです。

で、既知かと思いますが今回日本が選ばれた勝因は二つ。

1つは当日の最終プレゼンテーター達。それぞれがそれぞれの持ち味で素晴らしい感動的なプレゼンテーションをスマイル、身振り手振り、リズム感を大事にしながらやり遂げましたよね。本当に見事でした。ニュースでも言われていますがその陰にコーチの存在が有りました。つまり相手を感動させる、心を動かすプレゼンテーションにはその想いの強さもさることながらそれ相当の技術が必要で、その技術の習得にはそれなりのトレーニングが必要だということです。

               滝川クリステル.jpg

これはワタシタチが日々の生活やシゴトのシーンでも常に何かの提案(プレゼンテーション)を行い、相手の心を動かし、気持ちよく「Yes」を貰うことで想い通りの人生が歩めることと同様です。

「もうちょっと小遣いを上げてほしい!」「今度の旅行は海外に行きたい!」みたいな些細なことでも感情のままお願いするのではなく、どうしたら目の前のヒトの心を動かすことができるのかと考え、練習したうえでプレゼンテーションする方が決まる確率は上がるというコトですね。


そしてもう1つの勝因は「ロビー活動」だと言われています。

このロビー活動とは、元々はユリシーズ・S・グラント大統領の時代に本格化し、ヘビースモーカーだった彼はホワイトハウスでの喫煙を妻に禁止されていたので、付近に存在するウィラード・ホテルのロビーで葉巻を楽しんでおり、彼がしばしばこの場所に出没することを知った関係者がニコチンの助けを借りて上機嫌な大統領への陳情をこのロビーで行うようになったことがロビー活動の語源はこれにあるとされているのですが。

本来の意味は「特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動」なのですが、広義の捉え方としては「水面下で信頼関係を構築すること」とも言えます。

今回、もし鈴木大地さんらロビーストが水面下で信頼関係構築を行っていなければ、いくら当日のプレゼンテーションが素晴らしくても勝利をモノにすることはできなかったのではないでしょうか。

これも日常で振り返ると同じことが言えると思いませんか?

組織内でも対顧客でも、日頃からの信頼関係構築にどれだけの時間やコストを割くか、何より常に相手に関心を持ち常に相手を理解し、いかにラポール(信頼の架け橋)を強めておくかを意識して行動しているかがとても大事だということです。特に大きなモノを動かす時(大口契約や一大プロジェクトの意思決定など)は当日のプレゼンテーションだけではやはりハードルは高く、きめ細かな根回しやネゴシエーションを積み重ねておく必要があると言うわけですし、これは彼女や奥さんに何かをお願いするときも同様で、日頃から見返りを期待せずに与えることを重視していれば少々の無理にも応えてくれるでしょう。

東京オリンピックに浮かれるのもイイですが。

7年後も10年後も20年後も常に人生の選択権を自身の手で持ち続けたいなら、今回の日本チームの勝因の中からまず自らができるところを引張りだして、実践することから初めてみてはどうでしょうか。

ワタスもプレゼンのブラッシュアップと日頃のコミュニケーションの見直しを始めたいと思います。


                 パラリンピスト.jpg
posted by 堀井計 at 22:11| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月08日

特別号外:東京五輪決定に沸く日本人ひとり一人が今これからできることは何か(堀井計の午睡)

9月8日

今朝がた東京五輪が決定しましたね(ヤター)

          3A39B672-2D3C-4A6D-9FE7-3C5145A62092_mw1024_n_s.jpg          

今から7年後の2020年。その時ワタスの年齢は既に還暦を超えております・・・

因みに先日行事に参加させていただいた伊勢神宮の式年遷宮は20年に一度のビッグイベントですが必ず日本国伊勢の地で開催されます。オリンピックは4年に一度なれど日本で開催されるかどうかはわからないわけですから今回選ばれた喜びは格別でしょう。

ではなぜこうも気持ちが高揚するのでしょうか?まだその時を向かえたわけでは無いのに決まっただけでこうも気分がワクワクするのはなぜなんでしょうか?

それは恐らく「ほぼ確実に感動することがわかっているから。」

過去に同様の体験をしたから「またあの感動を味わいたい」もしくは疑似体験(テレビや映画を観て憧れるとか)で「是非やって見たい、見てみたい」と推量できるからではないかと思うわけです。

これはオリンピックという国民的行事だから国中が盛り上がりますが、家族と言う単位で見れば「今年の夏休みは沖縄に海水浴に行くぞ」というイベントで子供たちがワクワクする、「来年の社員旅行はハワイに決定!」というイベントで社員たちが盛り上がることも同様ですね。

モチベーションの上がる企画を練って発表して、そこに向かって一丸となって突き進むというサイクルは日常の生活に希望を与えチームを活性化する一つの手法です。

続き↓
http://www.holos.jp/index.php?page=lifecolumn_list&menu_year=2013&menu_month=09&exptitlename=2013-09

posted by 堀井計 at 16:21| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 堀井計の午睡イントロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月03日

企業も式年遷宮を見習え。天武天皇は超一流のプロデューサーである。

9月2日

昨日は朝3時に家を出発しワタスの母方のルーツ伊賀の神戸神社のコネ?で伊勢神宮の第62回式年遷宮お白石持ち行事に「特別神領民」として参加をして参りました。

この「特別神領民」という言葉。神領民とは神宮と深い関わりを持って暮らす伊勢のヒトのことを指すのですが、その特別ヴァージョンということで「特別な神の所領に住まう民」ということです(わかるヒトしかわかりませんが個性心理学上の太陽(チータ・ライオン、ゾウ、ペガサス)にはたまらないくらいモチベーションの上がる言葉です・・)

最終日の昨日は地元奉献団(ほうけんだん)十団と神社関係者のコネで参加した特別神領民の計約1万8千人が参加(延22万6千人が参加)。伊勢の街中が白装束で溢れ、御木曳(おきひき)と言われるお白石を載せた奉曳(ほうえい)車を「エンヤー」の掛け声とともに綱を引き外宮入口付近まで進めていきます。その後神域に入ってからは、一人ひとりが白布に「お白石」を包み、遷宮後は立ち入ることの出来ない新宮の御垣内、真新しい御正殿の近くまで入らせていただき、その持参した「お白石」を奉献させていただくのです。

     2013-09-01 07.44.51.jpg 2013-09-01 08.02.20.jpg      

聖域である御垣内(みかきうち)に入ると荘厳な新しい正殿が現れ、新しい木の香りが一面に広がり、本来は決して足を踏み入れることのできない正殿間近にお白石を置かせていただきました。少なくてもこれから20年間は私が置かせていただいた石がここに(神の近くに)在るのだと思うと感無量でした。

    2013-09-01 08.45.13.jpg 2013-09-01 08.28.47.jpg

それにしてもこの式年遷宮という行事。飛鳥時代に天武天皇が企画され、その後1300年もの間継続されている一大イベントですが、この20年に一度の「神さまのお引越し」は一体何のためにどのような意図で企画されたかについては諸説があります。

・宮大工の技術を絶やさずにすむよう技術伝承が目的という説。
・資金調達、経済活性化という説。
・神道の精神として常に新たに清浄であること(「常若(とこわか)」)を求めたためという説。これはつまり建物がいまだ使用可能の状態であっても、老朽化することは汚れ(ケガレ。気枯れ)ることであり、神の生命力を衰えさせることとして忌み嫌われたため、建物を新しくすることにより神の生命力を蘇らせ、活性化することになると考えられたのではないかということです。

これを企業経営に置き換えると。

・組織として「遷宮」のような一大イベントを企画することは、そこに携わる社員の技術(スキル)やロイヤリティを承継されることができる。
・やり方次第ではスポンサーや協賛を募ることで資金調達ができ事業の活性化に繋がる(4年に一度のオリンピックも同じ)
・建物を刷新(引っ越しとか改装とか什器備品の入れ替え)を行うことで場を清め、更に場のエネルギーを活性化させ(いわゆる風水)結果運気をヨクすることができる。

どうです?ビジネスの世界にもドンズバ当てはまりますよね。

事実当社が創業以来、年に2回継続しているイベント「オーナーズカンファレンス」は、定期的に開催することで目標の共有や表彰だけでなく、その発表のために結果を出すという達成行動に影響を与えたり、組織を活性化する役目を果たしたり、更にそのイベントそのものを企画運営するというコト自体が社員教育に大きく寄与しています。

更に今回いただいたヒントとしては、いわゆる中のヒト(神領民)のおもてなしがとても素晴らしく伊勢神宮を愛する想いが端々に伝わってきました。神宮という存在ももちろん大切ですがやはりスタッフという「人」の対応がそのイベントの評価に大きく影響するということですね。また、イベントの楽しさや有益さを伝えることでたくさんの外のヒト(特別神領民)まで巻き込む企画力や有難さをどう演出するかがポイントではないかと感じた次第です。それがファン作りであり、その結果がお客様を増やす、即ち企業を発展成長させることに繋がるというコトだと思います。

神聖な神の行事をビジネスの発想に繋げるワタスはなんて罰当たりなヤツでしょう。でもワタス的にはできることなら直接天武天皇に降臨していただき、式年遷宮を企画した本音をお聞きしたいところです。天武天皇は今の世なら小山薫堂さんや佐藤可士和さんや秋元康さんを超える超一流のプロデューサーになられていたかもしれませんね(不謹慎ですいません・・)20年後、もしワタスが生きていればまた参加したいと思います。


               2013-09-01 08.54.12.jpg
posted by 堀井計 at 13:27| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気ブログランキングへ