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2015年10月31日

ブランド構築とは。札幌一と評判のお寿司屋さんは本当に一番だったのか。

10月31日

今週月曜は弊社株主総会を無事滞りなく終了しその後東京に移動して先週に引き続き東証一部上場企業の社長さまと商談。翌日も商談、打合せ、そして入社歓迎会を経て一度京都に戻り木曜から1年ぶりに北海道は札幌に渡りました。

実は今週は某生命保険会社の表彰式が札幌で行われていて弊社からも全国の将来設計士たちが大挙して札幌入りをしていたのですが、ワタスは残念ながらその場には参加できず1日遅れで保険代理店協議会主催のセミナーの為に赴きました。

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     強者たちの夢の後。一足遅れで思わず記念写真

なにしろ1泊の弾丸出張で時間が無かったのですが、参加しているメンバーが至る所で美味しいものを食べてる写真をfacebookにアップしているのが羨ましくてワタスも「なんか美味いもん食べたい!」という衝動に駆られ、セミナー当日のお昼に思い切って札幌で一番という評判のお寿司屋さんに独りで行くことを決意しました。

グルメの地元民曰く「コスパがイイ店は他にも色々あるんだけど、ここは高くて美味い店。でも一度は行っておいた方がいいよ。」ということで、高いという言葉で若干ビビりましたが清水の舞台からイヤミのシェーッの格好して飛び降りるくらいの覚悟で行くことを決断したのです(シェーッ・・・)

で、そのお店の名前は「すし善 本店」
http://www.sushizen.co.jp/tenpo/honten.php

ところで一番というのは何を指すのでしょう?味でしょうか?値段?サービス?ホスピタリティ?何を持ってヒトは一番と評するのでしょうか?どうせ一番店に行くならそのあたりを是非体感して確かめてみたいと思いました。

因みに開店は11時から。予約せず飛込みで行くので早めに行こうとしたら気負いすぎて11時10分くらい前に現地に到着してしまいました。お店は一戸建ての和風で立派な建物です。これだけで充分一般大衆を威嚇しています(笑)少し待っていると玄関にハッピを着たおじさんがやってきたので「入れますか?」と聞いたら「ご予約はされてますか?」「いえ、予約しないと無理ですか?」「では少しこちらでお待ちを」と待合室に通していただきました。で、待つこと数分「大丈夫ですのでどうぞ。」とお店に通していただくことに(とても丁寧な対応でした)

お店に入ると、ワタスが一番乗り。広々としたカウンター席に一人で座り、職人さんがマンツーで対応いただけるようです。思い切ってコースではなくお好みで握ってもらうことにしました。事前に今はタチ(タラの白子)とシャコが旬だという地元情報を入手していたのでツーぶって「タチとシャコはありますか?」「はい。」「あとお薦めをいくつかお願いします。」てな感じであとは結局任せることに。

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新鮮なネタにひと手間かけた握りはどれも秀逸でした。特に関西ではあまり食べられないシシャモの握りや生いくら、北寄貝。海苔を使うネタの時は修行中?の若い板さんがわざわざ1枚づつ細く切った海苔を奥から大事そうに運んできて花板さんに渡します。トロタク(トロとたくあんの鉄火巻き)はこちらが発祥とのことで元祖トロタクもせっかくなのでいただきました。板前さんの心遣いも中々素敵で、左利きとわかったら置く向きを逆に置いてくれたり、シャリの大きさはこのくらいでいいかと聞いてくれたり、ネタの話しをしていたら別の板さんが本を持ってきてくれたり、もちろん最後は外まで見送ってくれました。

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で、一番店という評価は如何に。

新鮮なネタと価格のコスパだけを追求するなら恐らく穴場的な名店はいくつかあるのだろうと推察します。ただ、味だけでなく、店構え、店内の雰囲気、皿や椀のグレード、職人さんの丁寧な仕事ぶり、店員さんのお茶をつぐタイミングや皿の引き方等総合的な判断で名店は評価されるのではないでしょうか。確かに値段はそれなりでしたが、入店から退店までずっと気持ちよく過ごせてとても満足できた時間と空間でした。少なくともワタスは札幌一番店という称号を与えたいと思います(他に行ったことない(笑))

でもこれで「一度は行っておいたほうがいい」とアドバイスされた店に行ったことで、まず一般的な名店の基準を体験し、今後札幌で評判なお寿司屋さんに行くときはこの基準をベースに比較することができます。これはお寿司屋さんだけでなく、いろんなお店のリサーチをするときに、まずは地域一番という評判のお店から行くことでその地域のレベルや今後の使えるお店の参考にすることができるのではないでしょうか。

以下は日本のマーケティングの第一人者片平秀貴教授(東大)がブランドを的確に言い当てた表現です。

『ブランド構築とは、顧客の頭の中にブランド名義の預金口座がまず開かれ、感動、満足を得た時に入金され、不満、失望を感じた時に出金される。強いブランドを作るということは、多くの顧客の預金口座を企業の活動(チャネルも含む)を通じて増やすことだ』

すし善本店さんは、札幌のお寿司屋さんというジャンルで私の頭の中の預金口座が開設され、預金が入金されました。私の中でブランドが構築されたということですね。弊社も保険や教育というジャンルで顧客の頭の中の預金口座をできるだけたくさん開設し、その口座に感動や満足を提供しながら入金額を増やし預金残高をいっぱいにしていこうと思います。
posted by 堀井計 at 22:38| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月24日

行動あるのみ。売上高1兆7千億企業の社長飛込み訪問記

10月24日

今年も残すところあと2か月と少しになりいよいよ年初に掲げた「今年叶えたい100の夢リスト」もラストスパートをかける時期にさしかかり3年越しの女装目標を今年は何としてでも実現させたいと思いつつ社会人歴35年目にして今が最もはたらいている感満載の壮年経営者@堀井ですこんにちわ。

ということで。

その35年の芸歴社会人歴の中で恐らく最も規模の大きい企業の経営者と面談する機会をいただきました。グローバル展開されている製造業でその規模売上高でなんと約1兆7千億円。その社長さまがこんなワタスにわざわざ時間を割いていただいたのです。

それも飛込み訪問で・・・

実は毎年「今年叶えたい100の夢リスト」の1つに「リスペクトする人と仕事をする」というのを掲げています。過去にもそこには小山薫堂さんや内藤忍さん、谷家衛さん等リスペクトする方々とのご縁を今回と同じように突撃したり紹介をいただきながらビジネスをサポートいただくことを実現してきました。実は今回は突撃方式を取りました・・・

そのダメ元アポの入口はホームページの代表電話に電話をかけるところから。さすが超一流企業のオペレーターです。身分を名乗り、面談目的を告げ、謙虚さと誠意と熱意に留意しながらお願いすると「では秘書室の連絡先を申し上げますのでそちらにおかけください。」と暖かく秘書室の電話番号を教えていただきました。まずは1歩前進。

次は秘書室です。「実は今代表電話におかけして、こちらの電話番号を教えていただきました。目的は社長さまにお会いさせていただくことです。」「この電話番号は代表電話から聞かれたのですか?」とても意外そうでした。普通は有り得ないのかもしれません。再び同じアプローチから「社長さまはこんな突然のアポイントのお願いでお会いいただくなんてことはやっぱり有り得ないんでしょうか?」と問いかけると「社長は海外に行くことが多くあまり日本にいないものですから・・」「そ、そうですよね。お忙しいですものね。」(ひょっとしてやんわり断られてる?)「もしお時間を頂戴できる機会をいただけるようでしたら30分でも結構なのですが。」「わかりました。一度本人に確認をしてみますので。念のためご連絡先を教えてください。あ、もう一度会社名もお願いします。」

これでジ・エンドかと思っていたら、なんと次の日に秘書室から電話がかかってきたのです。「社長がお会いすると申しております。少し遅くなるのですが10月19日の16時から、30分しか時間が取れないのですがよろしいでしょうか?」と。

「ももももも、もちろんです。あああありがとうございます。ありがとうございます!」

これが約1か月半前。そして今週の19日当日。目の前に2万人を超える社員数の超大企業のトップに選ばれしCEO様が現れました。もちろん私もそれなりに企業情報やネット検索で情報をインプットしていましたが、想像以上に迫力満点の中にも気さくさと暖かさが湧きだされており、何より私のこと、会社のことを事前に調べていただいていて「保険だけじゃなくて色々やってるんだね〜。大したもんじゃないか。」と先に言われたことは感動もの。完全に一本取られました(おまけにわざわざ秘書室からクールビズですからネクタイは必要ありませんのでと連絡をいただいたので、敢えてノーネクタイで臨んだら社長はビシッとネクタイをされていたので完全フォール負け・・)

そして30分はあっとい間に過ぎたわけですが、私もただの表敬訪問で終わるために来たわけではなく、袖すりあうご縁からでも、規模感も全く違う立場でも、こちらがお役に立てること、自信を持って貢献できると思えることなら提案しなければかえって失礼にあたるという信念の元、事前情報を元に仮説立てたご提案書をプレゼンし、最後は記念写真まで撮らせていただき、更にエレベーターの前まで社長自らに送っていただき本社を後にしたわけです。私が言うのもおこがましいですが凄素晴らしい社長さまでした。

    写真 2015-10-19 16 33 55 (1).jpg

最後にここまでの私の行動を整理してみると。

・兎に角目標を決めたら行動すること。行動しなければ何も始まらない。
・その行動の根源は「自分にやれないことはない」「会おうと思えば会えない人はいない」という思い込み。
・その思い込みの根源は「自分がやっている仕事や商品は必ず人様や社会に役に立つという信念」「自分の存在そのものに自信を持つことで待つのではなく自分から行くことができる。」
・アポイントは「謙虚と誠意を前提にして熱を伝える」「なぜ会いたいかという気持ちと相手理解のための事前準備の徹底をする」「短時間で完結に伝え、極力シンプルに当該部署に渡されても見ればわかる企画書を用意しておく」


これから先があるのかないのかはまだ私にもわかりませんが、片思いの女性から連絡を待ち続けるシャイな少年のような気持で待ち続けたいと思います(笑)

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    将来設計士募集中です→http://www.holos.jp/employ/orientation-session.html




posted by 堀井計 at 15:19| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月17日

俄かラグビーファン語る。常勝するリーダーが実践するマネジメントの要諦とは

10月17日

「このチームみんながヒーローです。胸を張って帰国したい。」

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これはアメリカ戦に勝利したあとの、五郎丸選手のインタビューコメント。泣けましたね。それにしてもラグビーワールドカップ日本代表はベスト8に残れず本当に残念でした。しかしながら日本代表の感動的な活躍ぶりに、俄かラグビーファンが急増。もちろん私もその一人です(笑)

個人的にプレイした経験は高校の体育の授業で数回やっただけ。背がちっこいのでフッカーに任命され、スクラムがやけに痛かったことだけは覚えています。今回も何しろ俄かファンだけにルールはあまり理解できませんでしたが、それでも体格に劣る日本人(外人比率が高かったとはいえ)が低いタックルで次々に巨漢をなぎ倒し、バックスがスピーディなパス回しでトライを決め、とどめに五郎丸選手が例のルーチンからのキックでゴールを決めていくシーンは胸躍り心が弾みました。

もちろん主役は選手たち、五郎丸選手やキャプテンのリーチマイケル選手、SHの田中選手らは特に脚光を浴びましたが、私は仕事柄やはりヘッドコーチのエディ・ジョーンズに注目せざる負えません。

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今回は彼のマネジメント能力がいたく評価されているからです。そのマネジメント内容はネットで検索すればたくさん出てくるのでここでは敢えて割愛しますが、ポイントを絞ると。

「歴史を変えるという目標」を全選手に植えつけ、更にマインドセットだけでなく、
「世界一過酷な練習」という日常の行動を通して鍛えぬいたことではないでしょうか。

そしてもちろん私の関心領域はこの結果に導いた考え方や手法を経営上のマネジメント、つまり自社のマネジメントにどう活用できるのか、どう置き換えられるのか、ということです。

(俺たちが)歴史(保険業界の)を変える」と社員たち一人ひとりがどう本気で想いきれるのか。

続きは(堀井計の午睡へ)→http://fphoken.jp/holos/columns/toBviewer.aspx?id=1229&p=1

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posted by 堀井計 at 11:03| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 堀井計の午睡イントロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月10日

オトナ女子の皆さまへ。伝統と革新の街・京都で「美」のイベントを開催します。

10月10日

昨晩珍しく夜中1時過ぎに東京からのビジネスパートナーたちと会食後の〆に深夜3時まで営業しているうどん屋さん辯慶でカレーそば中華麺(ツーはうどん屋さんのカレーそばを中華麺でオーダーします・・)を食べて深夜に帰宅したので昼前までゆっくり寝てしまい胃が少しもたれ気味なので朝昼兼用食事はニンジンサラダと野菜スープと軽めに済ましてようやくPCに向かいだした年齢不詳傍若無人神経衰弱敬天愛人支離滅裂の老紳士@堀井ですこんにちわ・・・

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ところで。

弊社本社1階で展開しているライフプランニングスペースL-cafe、イベントスペースLAC-座が間もなく開業4周年を迎えます。これまでも様々なイベントを開催してきましたが、今回は京都の中心街烏丸にオフィスや店舗を構える企業が一致団結し「女性の美(健康)」をテーマにワンランク上のキレイを追求したコラボイベントを企画いたしました。

名付けて「京都美祭〜カラダもココロもオカネも欲張って健康(キレイ)を手に入れる!〜」
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因みにコラボ企業さまはグンゼスポーツさま、ファイテンさま、スポーツフォーラムシーマックスさま、スポーツ館ミツハシさま。期間は11月1日〜11月7日、それぞれの店舗ではフラエクササイズ(ファイテンさま)や夜ランランニングシューズ大試履会(スポーツ館ミツハシさま)等のイベントを、メインの11月7日(土)は午後からLAC-座で盛りだくさんの美祭イベントを開催。弊社はお金の専門家として「貯まるオンナに体質改善」をテーマに女性ならではのマネーセミナーを担当します。また、特典満載の各店舗スタンプラリーも実施しますので是非関西のオトナ女子の参加を心待ちにしております。詳しくはこちら↓
http://fphoken.jp/mielca_holos/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=448


4年前にワタスの思い付きで?オープンしたL-cafe、LAC-座。地域に根差し、保険金を払うだけでなくむしろ保険金を払わない、つまりお客さまがいつまでも若々しく元気で健やかな人生を送っていただくサポートをすることが我々の本質であることを表現しようと展開してきました。運営を任せているコンシェルジュはこの主旨を理解し、これまでも様々な企画をしてくれてきました。そして今回は京都の中心街烏丸の立地をも考えた自社のみの企画を飛び越え、予算ゼロの厳しい(せこい・・)指令にもめげることなく、弊社よりもはるかに知名度のある企業さまに臆することなく飛び込み、現場の担当者を巻き込みながら今回のコラボ企画の開催にこぎつけました。

もちろんビジネスは結果を見てからの評価となりますので、イベント集客目標1000名の来場者や、我々の専門である「オカネの健康」領域でいかに喜んでいただけるかに繋がらなければなりませんが、少なくともここまでは「想い」から「行動」し「結果」に結びつけたことは、弊社そのものを企画し、L-cafe、LAC-座を企画したワタスとしてはとても嬉しく思います。彼女たちの心意気に免じて、関西のキレイを目指すオトナ女子たちのご参加を心よりお待ちしております(最後は情に絡めたお願いです・・)

ホロス亭エロスも高座に上がるLAC-座イベントの一番人気10月23日19時〜「LAC-GO!桂春蝶落語会」は残席僅かです→http://fphoken.jp/holos/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=395
   写真 2015-05-30 21 23 27.jpg

その他の講演・イベントは→http://www.holos.jp/


posted by 堀井計 at 18:37| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月03日

この先円安か円高かわからないあなたの為の資産運用ガイド

10月2日

あなたの今週はどんな調子でした?自分が立てた目標を予定通りの進捗で終え、充実した週末を向かえていますか?それともただ週末の休みを待ちわびる消化試合のような日々を送ってしまっていましたか?ワタスと言えば今週は京都〜東京〜京都〜広島〜東京と相も変わらず移動三昧の日々でした。すべて思い通りに行ったわけではありませんが、見込が外れてもめげずに即リカバリーショットを入れて目標とのギャップを早く埋める行動を取り続けることで、やがて目標の方からこちらに近づいてくることを私は過去の経験から知っていますので粛々とそのルーティンを楽しんでやり続けるのみです。ビジネスも人生も資産運用もビジョンや目標を持ち、その目標にどうコミットして行動するかが大切ですね。

ところでその資産運用の話しですが。

あなたはこの先為替が円安になるか円高になるか予測できますか?一応これでも私はCFPなので一般の方よりは金融リテラシーが高い方だと思いますが、そんな私でも確信が持てません。ではわからなければわからないなりに自分の資産はどう判断したらいいでしょうか?

「円安になるのか円高になるのか、五分五分だと思うなら、どうするのが合理的でしょうか?100万円持っているのなら、円を半分の50万円、外貨を半分の50万円というのが中立(ニュートラル)な保有方法です。円高になるのか円安になるのか、まったくわからないにもかかわらず、資産を円100%で持っているとすれば、自分が思っていることと、やっていることにズレが生じている状態です。日本の未来に悲観し、円安におびえながら、円の資産を守ろうとしている人がいますが、考えていることとやっていることがチグハグな状態です。」

これは内藤忍さんの近著「10万円から始める初めての人のための資産運用ガイド」の引用です。私も言われてみて「なるほど!」でした。因みに内藤さんは日本における投資教育の第一人者。実は数年前からお付合いをさせていただいて、事あるごとにアドバイスをいただくメンターでもあります。

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また、本著の通り、一般的にFPはお金の専門家と言われていますが、それでも歩んできたキャリアから得意分野があります。例えばワタシはそのキャリアから保険やライフプランニング、相続にはそれなりに精通していますが運用系はプロ中のプロとまではいきません。極端に言うとFPという資格は実務経験がなくても机上の勉強だけでも試験に合格すれば資格が発行されますので、運転免許で言えばペーパードライバーからプロのレーサーまでそのレベル差はかなり大きいわけです。ワタシはそれでも仕事柄、株式、投資信託、外貨積立投資、不動産投資等実際経験をしておかなければアドヴァイスできないこともあり、一通りは自らリスクを取りながら投資経験を積んでいます。そんな私レベルのFPでもこの書籍は非常に参考になりました。

人にもよりますが、一般的にほとんどの人は「何を買えば儲かるか」と個別銘柄に関心をよせてしまうものです。本著は、そんな個別銘柄思考を一切排除し、資産運用の「やり方」ではなく「あり方」を説き、そのあり方の延長線にあるプロ(機関投資家)なら当たり前のアセットアロケーション(資産配分)の考え方とやり方をわかりやすく解説してくれています。投資に対する考え方と手順がわかりやすく整理できましたので、まずは自分のライフプランをベースにそのGAPを埋めるためのアセットアロケーションを棚卸しし、必要に応じて見直してみようと思います。

もちろん本著は初めての人のための資産運用ガイドですので、投資初心者の方にはうってつけですが、投資経験はそれなりにあっても実はさほど収益を上げていないとかむしろ今まで損しかしていないような我流投資家にもお薦めです。投資は原則自己責任ですから金融機関の営業マンに勧められるまま投資商品を購入する前に、まず読んで金融リテラシーを身に付けてからでも決して遅くはありません。

   写真 2015-10-02 22 18 15.jpg
http://www.amazon.co.jp/10%E4%B8%87%E5%86%86%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B-%E8%B2%AF%E9%87%91%E9%87%91%E9%A1%8D%E5%88%A5-%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E8%B3%87%E7%94%A3%E9%81%8B%E7%94%A8%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%90%BA%E6%9B%B8147-%E5%86%85%E8%97%A4%E5%BF%8D/dp/4799316893
posted by 堀井計 at 22:16| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感人生観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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