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2017年04月01日

あなたの体調は?あらゆるマネジメントはルールベースからプリンシプルベースに変わる。

4月1日

今週は2年ぶりの人間ドッグで生まれて初めて鼻から胃カメラを挿入しその昔某大学病院の精密検査で口から胃カメラを入れられている最中にその病院が突然停電し病院中がパニックになる中鼻水とよだれを垂れ流しオエオエと嗚咽したまま10分くらい放置され続けようやく停電が解消されてからそのカメラをズルズルと引き抜かれ。


「では後日やり直しです・・」


と言われた時の苦しみと落胆から思えば数千倍は楽だった鼻から胃カメラ推進派@ケーホリーですこんにちわ(今日はエイプリールフールですがこの話は本当です)

ところで。

金融庁から出されていた顧客本位の業務運営に関する原則が3月30日に固まり発表されましたね。http://www.fsa.go.jp/news/28/20170330-1/02.pdf

これは金融事業者が自ら主体的に創意工夫を発揮し、ベスト・プラクティスを目指して顧客本位の良質な金融商品・サービスの提供を競い合い、より良い取組みを行う金融事業者が顧客から選択されていくメカニズムの実現が望ましく。

そのためには、従来型のルールベース(規則)での対応のみを重ねるのではなく、プリンシプルベース(規範)のアプローチを用いることが有効であると。これは今回の原則を基本として、後は各社の自主性に委ねるというマネジメント手法であり、日経新聞の言うところの「処分庁から育成庁への脱皮」という手法なのでしょう。


実はこの「処分から育成」という考え方は、「管理型から自立型」にあらゆるマネジメントの手法が変わってきているということであり、それを理解したうえで我々のマネジメント手法も変えていかなければいけないということです。なんてことを思っていたら日常の風景と重なりました。

日ごろから結構健康管理には気を使い、加圧トレーニングはかれこれ丸6年毎週通っているのですが、そのトレーナーが始める前に必ず問いかけるのが。

「体調は?」

です。マンツーでやる結構ハードなトレーニングなので当たり前かもしれませんが、このルーチンを常々仕事でも大事だと思っていました。加圧ベルトで血流を止めてトレーニングするので、トレーナー(指示する方)は常にワタス(指示される方)の体調や筋肉の付き方を見たうえでその日のメニューや加圧度を調整してくれるのでしょう。ある程度のストレスをかけなければ筋力はつきませんがストレスをかけすぎると筋肉を壊してしまいますのでその加減がトレーナーの腕の見せどころと言うべきでしょう。

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このトレーナーとトレーニーの関係を改めて表現すると、「トレーナーはトレーニー(ワタス)の筋力や体力を維持成長するためにマネジメントするのがミッションである」となります。

これはビジネスのマネジメントも同様でトレーナーに相当する管理職はトレーニー(部下)の「能力やスキルを高めながら」組織を成長させてていくことがミッションです。

この「能力やスキルを高めながら」という前提を常に上司側が意識できていれば、自ずと部下に関心を持ちながらコミュニケションがはかれますが、上司側に自分の評価や業績しか関心がないとラポール(信頼の架け橋)が形成できず関係性が崩れだします。

なおざりにされやすいのがその部下の「体調は?」を配慮せず、常に自分都合や予算都合で部下を詰めていくことです。体調(これは肉体的体調ではなく、精神的体調やその部下の成長度合い)を見極めながら加圧ベルトを微調整したり、トレーニング内容(仕事の量や難易度)を変えていくという配慮をせずにマネジメントしてしまうのです。

先日ブログに書いた鬼上司は、罵る殴る蹴る立たせる無視するというパワハラのデパートのようなマネジメント(笑)で部下は次々と脱落していきましたが、そんな鬼上司でも、自分では「そんなつもりはない」「全然たいしたことない」と思っているケースがほとんどなのです。もちろん加圧トレーニング同様、ある程度のストレスは必要で、一般的には全くのノーストレス(骨折してギプスをつけた状態)なら力は弱くなっていくものです。ですが、やはり何を言われたか、何をされたかより、誰に言われたか誰にされたかという関係性が部下の生死を決めるのは間違いありませんので、常に相手を理解(相手の体調、感情、能力、価値観)することはマネジメントの1丁目1番地なのではないでしょうか。

マネジメントの世界も指示命令の強い権力型の古いマネジメント(スポーツでいうところの練習中水は飲まさない。うさぎ跳びで階段を上がらせる等)ではなく、ラポール(信頼の架け橋)をベースにした自立型マネジメントが時代の潮流です。金融の世界がルールベース(規則)ではなくプリンシプルベース(規範)で自立を促しているのも時代の潮流だということですね。

組織のマネジメントも業界のマネジメントも信頼関係と自主性を重んじながらいかに能力を高め成長させるかが問われる時代。これは規則や権力で縛る手法よりはるかに難易度が高いマネジメントだと思いますが、少なくともワタスはそれが理想であり、チャレンジする価値は充分にあると思っています。


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posted by 堀井計 at 19:31| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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