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2017年07月15日

FD宣言。本気で医師や弁護士と同列に並ぶプロ中のプロと呼ばれよう。

7月15日

2017年も後半戦に突入して早や2週間が過ぎました。

皆さん、2017年は順調ですか?

実は最近、年初に書いている「今年叶えたい100の夢リスト」の1つが叶いました。

それは、「Wikipedia」に載ること。

ある人に「Wikiに載ってるんですね」と言われ検索したら確かに載っていました↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E4%BA%95%E8%A8%88

掲載していただいた人は私の知っている人なのか全く知らない人なのかはわかりませんが、兎にも角にもありがとうございます。この夢は主体的なアクションの結果ではありませんが、数年前からリストアップしていた一つでした。夢はまず想うこと、そしてそれを描く(イメージする)こと、そこから始まりますね。これは受動的かつ単なるミーハーな夢ですが、知らない人が私のWikiを見て新たな出会いが生まれ、そこからビッグビジネスに発展しないとも限りませんので、その時を楽しみに待ちたいと思います。

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   これも叶いましたがゴルフの100切りは未だ叶いません・・

ところで。

今金融事業者(銀行、証券、保険など、保険代理店も含まれる)の話題の中心にあるのが「フィディシャリーデューティ方針宣言(以下FD宣言)」いわゆる「顧客本位の業務運営方針」の策定というものです。

これは、お客様に対し、「これからは会社本位とか自分本位ではなく、お客様本位で業務を運営していきます!具体的には弊社はこんなことをしていきます・・」と宣言することで、著書「捨てられる銀行2非産運用」から引用すれば、

「時代の価値観が変わったのに、顧客本位のビジネスモデルを構築できない金融機関は生き残れなくなる。」

「金融庁に言われたことだけやる、それ以外はやらないという「指示待ち」では、世の中から必要とされなくなる。そのような仕事の多くは、フィンテックやAIにとって変わられる。将来、このころが転換点だったといわれる時代を我々は生きている。」


ということなのです。

もちろん、

「会社というものは営利を目的としてるんだ。社員もいればその家族もいるんだし、儲けなければ会社は潰れてしまうんだ。そんな綺麗ごとばっかり言ってられるか!なんで金融事業者だけそんなことを求められるんだ。」

と思う気持ちはわかります(私にもあります)

これは、そもそもなぜ金融事業者にFD宣言が必要なのかという根本のところに触れざるを得ません。根本にあるのは、→続きは「堀井計の午睡」へ→http://www.holos.jp/holostyle/?t=1333


  写真 2017-07-15 11 35 07.jpg
 あなたらしい素敵な活き方を応援する会社にご興味のあるかたはこちらから↓
   http://www.holos.jp/employ/orientation-session.html
posted by 堀井計 at 11:53| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 堀井計の午睡イントロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

大転換期。「業界団体との意見交換会において金融庁が提起した主な論点」を注視せよ

7月8日

実は数日前から某保険会社の経営者会議で海外に来ています。恐らく長きに渡って開催されてきた優績代理店を海外で表彰するのはこれが最後でしょう。過去から保険会社の経営陣と日本を代表するような代理店の経営陣が集い、現実を離れたところで業界の未来について語り合い、ここから業界を変革するような提携や業界団体の設立案が出てきたりもしました。そういう意味では単なる褒賞旅行ではないので、業界にとってはそれなりに価値ある会議体ではなかろうかと思うのですが、それも「顧客本位」ではないと言われれば仕方ありません。未曾有の大転換点にあるということを肝に銘じながら、最後の経営者会議は思い切り真の「顧客本位」とは何かをディスカッションして帰りたいと思います。

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ところで。

金融庁から「業界団体との意見交換会において金融庁が提起した主な論点」がホームページに公表されました。
http://www.fsa.go.jp/common/ronten/201706/04.pdf

意図は「金融庁では、行政の透明性の向上を図るとともに、金融庁の問題意識を適時に発信する観点を踏まえ、業界団体との意見交換会において金融庁が提起した主な論点を公表することとしました。」ということです。

要するに。

金融庁の問題意識を適時に発信する。
金融庁が提起した主な論点を公表する。

ということなので、金融事業者たる保険代理店はこの適時発信に注意を払い、その提起された論点を理解し、自社の経営にどう活かすかを考え、そして行動をおこしていくことが重要だということです。

今回の論点をかなりザックリバックリ要約すると。

・各保険会社は医療保険を中心とする第3分野を拡販戦略としているが、生産年齢人口が今後減少していく日本においては、中長期的には経営が成り立たなくなるんじゃないの。

・今はいいけど、事業費に占める固定費の割合が高いので、将来に渡って健全な経営を行うためには、今後の生命保険市場の在り方について今のうちからちゃんと検討しとかないと知らないよ。

・コスト構造や収益構造に係る分析に基づくモニタリングだけでなく、今後は生保会社の将来をどのように考えるかをもっともっと議論していくのでよろしくね。

から始まり、我々一般乗合代理店に関するところでは。

・募集手数料については、乗合代理店の販売量の多寡に応じて決まるところが多く、アフターフォローやサービスの質を的確に反映したものになっていない。顧客本位の「質」に対応した合理的なものであるべきなのでそういう手数料制度に変えた方がいいんじゃない。

・各保険会社が自分のところの保険商品を売って欲しいために手数料競争が過熱しすぎている傾向にある。本来インセンティブ報酬は「顧客本位の業務運営」を行い、顧客満足の対価をして支払われるべきものなので、それが具体的にどのようなものなのか(質)またどのくらいが適当なのか(量)をしっかり考えて、顧客にもきちんと説明ができる合理的なものであるようにしていただきたいんだよ。

という、かなりシビアな内容の論点で。これを読んで、どう理解してどう動くかが重要なのです。

これを常識的に読み解けば。

・本気で顧客本位の業務運営に取り組み、宣言をし、その宣言に基づいた行動をとること。それも早ければ早いほうがイイ(様子見よりチャレンジ)

・その内容は、丁寧な顧客対応やアフターフォローなどの役務やサービスの質を重要視したものであり、全社員に浸透され、それが個人の報酬制度にも反映されたものであるべきである。

・なぜなら保険会社も手数料の払い方を変えてくる可能性が高い。それは質を重要視した報酬制度であり、その量も変わる(下がる)可能性すらある。

・合理的な説明ができる報酬制度になった延長線上には、手数料開示がある可能性が高い。そうなった時にフィディシャリーデューティ(顧客本位の業務運営)が完結する。

という風になるのではないかと。

だとしたら、今からそのためのアクションを始めておく必要がありますよね。我々は歴史的大転換期の渦中にいることを忘れてはいけません。

今後も適時発信される論点を注視し、社内で共有しながら「顧客から選ばれるため」の在り方とやり方」を実践していきたいと思います。



posted by 堀井計 at 12:38| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 保険ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月02日

リングの会。果たして適者として生存できる保険代理店は何%あるのか。

7月2日

一昨日ブログを更新していないにもかかわらずアクセス数が急増していたので何かと思ったらテレビ奇跡体験アンビリバボーで豊田商事の事件特集をやっていてその中で破産管財人に選ばれた故中坊公平氏の言葉「人を動かすのは正面の理、側面の情、背面の恐怖」が紹介されたようで、どうやらその言葉を検索したらワタスが5年ほど前に書いたブログが1ページ目に出てくるのが原因なようでやはり継続とパクリは力だと改めて認識した側面の情に極めてもろい経営者@ケーホリーですこんにちわ。
(そのブログ→http://kei-horii.seesaa.net/article/282558862.html

ところで。

昨日は毎年横浜パシフィコで開催される保険業界最大イベント「リングの会」に行ってきました。

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なんと今回は参加者が1600名を超えたそうです。ワタスも3年に一度くらいはスピーカーとして呼ばれているのですが、今回はブース出展と純粋な情報収集が目的でした。

ブース出展はここ数年で一番の盛り上がりでした。テーマを「生損保のクロスセル」に絞り込んだのが功を奏したようで、損保系代理店や損保会社の方々がひっきりなしにブースに訪れ、皆さん食い入るようにプレゼンを聞かれていました。

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因みに今回のメインテーマは「適者生存〜歴史的転換の中で生き残り、成長を遂げる〜」。

ワタスも立場上色んなところで話す機会が多いので、常に良質なスピーカーの発信する情報をインプットして、そこに自分なりの考えや意見を加味しながらアウトプットするために積極的にセミナーには参加するようにしています(これぞパクリ力・・)今回も実にイイ勉強をさせていただきましたので、せっかくなので少しだけ備忘録として記しておきたいと思います。

適者生存のためにはまず今業界で起きている3つの変化を知ること。

第1の変化ー新しい募集ルールの登場
1996年、金融ビッグバンの下で行われた保険の自由化は、20年の時を経て今般の保険業法改正による保険募集制度改革が実施されることにより完結の時を迎える。ついに代理店が主役になるべき大変化が到来している。

第2の変化ー金融行政の改革
ルール(規則)ベースからプリンシプル(規範)ベースに軸足を移し、「顧客本位の業務運営(フィディシャリーデューティ)」を求めるというこれまでの金融庁とは大きく異なる新しい方針が打ち出された。保険代理店も金融事業者としてこれからどう対応するか、自らのスタンスを決めることが求められる。

第3の変化ーInsureTec(インシュアテック)
自動運転技術の加速度的な進化、テレマティクス自動車保険の広がりなど、大数の法則に基づく保険商品を代理店が募集するというビジネスモデルが揺らぎ始めている。そしてその背後に「Disruption(破壊的革新)」と称される劇的な変化が潜んでいる。

個人的には、やはりInsurTecに関心がありました。

「フィンテック始めITベンチャーはエンドユーザーのためにビジネスをする。モバイルから金融商品が簡単に購入でき、常にデータが蓄積され、属人的な恣意(手数料など)が働かない商品提案ができるサービスが可能になる。金融庁が消費者保護と利便性の向上が最大のミッションとするならば、そのためのサービスを実現するための支持をしないわけにはいかない。つまり、顧客の利便性を高めるために業法はどんどん改正されていく。事実、今般の国会承認を経て、銀行法が改正され、API導入が可能となった。」

森長官のコロンビア大学講演↓
http://www.fsa.go.jp/common/conference/danwa/20170525/02.pdf

ということでワタスの総括。

1社専属の営業職員チャネルをレガシー(過去の遺産)と表現し、我々乗合代理店が新しい潮流を創ってきたのはもう過去の話。そのレガシーと揶揄された大手メーカーは潤沢な資金を背景にインシュアテックやヘルステックの開発や投資に力を注いでいます。大手生保の底力は半端ではありません。そこに更に外からの新しい技術やサービスがどんどん保険業界にも入ろうとしている今。

乗合代理店こそがこのままではレガシーと言わざるを得ません。ただ乗合で複数の保険商品を提案するだけの代理店は適者としてこの業界で生存することは不可能でしょう。顧客本位を突き詰めたとき、本当に保険代理店として保険商品の提案だけでやっていくのか、自社開発が無理ならテック企業と提携してでも顧客の利便性向上のためのサービスの開発に着手するのか、顧客本位の信頼に耐えうる体制整備を構築するために合従連衡をしてでも規模拡大と効率化を推進していくのか。とにかく過去の成長の延長戦上に未来の成長はないということを肝に銘じることです。

インプットしたことはアウトプットしなければ何も価値は生みません。講演者としてのワタスのアウトプットは、業界に向けて広く啓蒙すること(伝えること)で事足りますが、経営者としてのアウトプットは実践して結果で証明することです。ヒト、モノ、カネ、情報を駆使し、リスクを取って前に踏み出す勇気と能力が問われるのです。経営者は能書きだけでリスペクトされることは有り得ないのです。

歴史的転換点の中で生き残り、歴史に残る企業になりたいと思います。



適者生存の代理店で将来設計士として顧客貢献したい方はこちらから↓
http://www.holos.jp/employ/orientation-session.html

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posted by 堀井計 at 12:09| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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