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2013年11月23日

革新の葛藤。果たしてイノベーションのジレンマは保険業界にも当てはまるのか

11月23日

イノベーションのジレンマ(革新の葛藤)とは。

ハーバード・ビジネス・スクール教授のクレイトン・クリステンセン氏が、1997年の著書『イノベーションのジレンマ - 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』のなかで初めて提唱したものですが。

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業界トップになった企業が顧客の意見に耳を傾け、さらに高品質の製品サービスを提供することに奔走しているうちにイノベーションに立ち後れ、その市場は新興勢力の台頭によって新しい商品やサービスに一気に取って代わられその企業は衰退を招くという考え方。大企業が既存の商品やサービスで巨大なシェアを獲得しているその間に、変革をもたらすイノベーションが萌芽しているということです。

代表的な事例はウェブサービスのインフラがPCから携帯(ガラケー)、そしてスマホへと急速にシフトする中、PCやガラケーに特化したサービスを提供し成長してきた企業は、その出来上がった組織体制や安定収益を捨てることができず、結果スマホへの転換に乗り遅れ、新興ベンチャーに一気に市場を奪われその企業は衰退していくという話し。ゲームや占いサイト、SNS、フリマ等その事例は枚挙にいとまが有りません。

ではこの考え方が保険業界にも当てはまるのかということですが。商品やサービスをチャネルに置き換えるとまさに当てはまるのでございます。

実は我が保険業界は「規制強化」という時代の潮目を向かえており。規制緩和によりこの10年急成長を続けてきた乗合代理店というチャネルはイノベーションの必要性に迫られています。そのインパクトは巨大化した組織であればあるほど大きくなります。上記と同様その組織体制が確立しており、新しい制度や体制を構築するためのコストや人的エネルギー、そこに所属するメンバーの変化を受け入れる感情等を考慮すると一気に舵を切るリスクが相当あるからです。

ではその規制が施行されるまでの間(実際には1年〜1年半くらい)様子を見ながら慌てずに体制を整えていくのが得策なのか、既にその規制が決まったのなら施行を待たずに新しい体制を構築し、新体制を競合に先駆けてスタートさせる方が得策なのか。

まさにこれがイノベーションのジレンマ(革新の葛藤)なのではないかと思うわけです。

これを考えれば考える程自称ノミの心臓シラミの頭のワタスのそのアタマがイタチボリになり夜も寝られない状態なのであります(いつも目をつぶれば3分で寝るのが5分くらいかかる・・)

でもしかし。

いくらアタマで考えても中々結論が出ないものも実は直感では一瞬で答えは降りてくるものです。それは既に体験からも答えは出ていることでもあるのです。

今までの10年曲がりなりにも当社が成長してきたのは、時代の流れを予測してヒトより半歩早くリスクを取って踏み出したから。そう、潮目が変わるとよめたならヒトより早く、スピーディにその組織を構築したトコロだけが頭1つ飛び抜けて次の成長軌道に乗ることができるのです。

もちろん100%の勝算なんてビジネスの世界ではありえません。今まで得てきた様々なものを減らしたり捨てたりする勇気も必要です。また投資の世界でもビジネスの世界でもリスク無きところにリターンは無いわけですから、既得権益をキープしたい気持ちが強くギリギリまでその立場でいることが逆に将来のリスクになることを認識する必要があると思うのですがいかがでしょうか。


右手には「勇気」、左手には「使命」を握りしめ、そして口には常に「ユーモア」をくわえながら、少々フライング気味かもしれませんが短い脚を交互に繰り出しながら全速前進していく所存です。

さあ、破壊的イノベーションに共感するヒトタチはこの千載一遇のチャンスに是非一緒に走りだそうではありませんか(振り返ったら誰もいなかったりして・・)

               写真 2013-11-22 14 43 48.jpg
                    極上笑顔練習チウ・・
posted by 堀井計 at 15:45| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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