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2017年03月26日

コメンスメント。希望通りに行かない人生に運は味方する。

3月25日

今週は卒業式のピーク。いたるところでスーツや袴姿の若者を見かけました。因みにワタスが高校を卒業したのは40年前で大学を卒業したのは36年前・・・恐ろしいくらい昔の話です。

とは言えまったくもって記憶の彼方かといえばそうでもありません。私服OKバイク通学OKの自由極まりない校風の公立高校の卒業式では、ほとんどの友人が大人ぶったスーツ姿で卒業式に臨む中ワタスだけが某私立野球名門校の応援団長の学ランを借りてきて参列し先生や保護者からドン引きされました(アホです)大学はさすがに就職活動で新調した紺のリクルートスーツでしたが、直前までスキー場のペンションに居候してたので顔が炭団のように真っ黒でした。

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新卒で就職したのは当時日本最大のスポーツ用品のチェーンストア。入社前に米国西海岸の最先端流通業視察研修があるのも魅力の一つでした(研修なのにアホなことを連発し入社取消になるかと思ったら逆に日本の侍だと当時の人事部長から称賛されましたがここでは到底言えません)

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この会社には10年お世話になりしました。流通業の花形であるバイヤーになりたかったのですが最初の配属先は大阪南部のショッピングセンターのスポーツ用品売り場の自転車担当。マイナーな地域のマイナ一な販売員という辞令にガックリしたことを覚えています。

初めて親元を離れ、一人暮らしをした所は府が運営している独身者向け共同住宅。共同トイレの共同キッチンでクーラーなんて勿論なく、夏は灼熱の暑さで夜寝るときは冷蔵庫に冷やしたペットボトルを抱いて寝て、そのボトルが温くなると目を覚まし、また冷蔵庫からもう1本を出して抱いて寝て、最後は冷蔵庫に頭を突っ込んで寝ていました(夜中に訪れた友人に発見されてたいそう驚かれました・・)

2年半ほどその店で修行した後に移動した先は大阪梅田に出店する新しい業態の路面店でした。当時路面店の新店に配属されることは抜擢でしたが、左程嬉しくはありませんでした。そのときも本社のバイヤーとかスーパーバイザーになりたかったのです。何よりその店の店長は会社でも超有名な鬼店長でほとんどの部下が外に出されるか潰れて辞めていきました(今のパワハラとはレベルが違います)

結局その店に4年在籍した後に、入社当初より望んでいたスーパーバイザーを2年、商品部のバイヤーを2年経験し、某保険会社に転職したのですが、ここまで長々と過去の遍歴を書いたのは記憶力を自慢したいわけではありません。


言いたいことは、人生はすべて想い通りになるわけではないということです。


誰もが目指していた大学に入れるわけでもないし、就職したい会社に入れるわけでもないし、就職したい会社に入れたとしても、やりたい仕事に就けるわけでもないということです。ではその時どうすればいいのか。

もちろんサラリーマンの場合、辞令に対してNOと言うことはあり得ませんが、ワタスの経験上大事なことは、腐らずに配属された場所で全力を尽くすということです。そこにまだ経験の浅い若造の小さな価値観を持ち込まないことです。

36年の仕事人生で何となく感じることは、自己主張の強い人は運が弱いような気がします。仮説ですが自己主張が強過ぎると外からの情報や未来からの情報を閉ざしてしまうからではないでしょうか。

仕事の選び方には、やりたいこと、できること、求められること、がありますが、優先順位でいくとまずは求められること(頼まれごとを喜んで全力で引き受ける)。やりたいこと(自己主張)に固執すると未来の可能性を狭め、できることしかしないことは自らの能力を限定してしまうような気がします。

ただ、一見矛盾するようですが、好奇心に従って生きることはとても大事です。しいて言えば与えられた仕事は嬉々粛々と引き受け、期待以上の仕事をしながら好奇心の持てることを見出していくことでしょうか。いや、そうしていれば目の前の仕事に好奇心が沸いてくるのです。そしてその好奇心と仕事がマッチすれば素晴らしい成果につながるかもしれませんし、その好奇心を持ちながら今の仕事に全力を注いでいれば、その好奇心(外)のほうから新しい運命的な仕事が近づいてくるような気がします。

また、ひたすら好奇心の赴くままに仕事に没頭することでずば抜けた能力を身に着けることは人工知能に置き換えられない防衛手段になることでしょう。

結果的にワタスは自己主張を一切せずに自分のなりたかった路面店担当のスーパーバイザーやスキー用品のバイヤーになることができました。そしてその後に1本の電話から保険業界に転職することになるのですが。

ということで、「卒業」は英語で「graduation」ですが、これはラテン語gradus(グラドゥス)が語源で、「階段、段階」を意味します。イメージは段々上がっていくという感じでしょうか。そしてもう一つの卒業という意味の「commencement」は、もともと「始まり」を意味する言葉。卒業式は終わりではなく、始まりのセレモニーだということ。僕はこっちのほうがしっくりきます。

さぁ、来週には4月を迎え、就職、転職、転勤、移動など新しい人生が始まります。それが例え意に反する会社や職場でも、それが天職だと思いその場で全力を尽くしましょう(うちの人たちもね(笑))



あなたらしい天職先を求めている方はこちらから→http://www.holos.jp/employ/orientation-session.html
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posted by 堀井計 at 00:17| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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