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2016年01月24日

新春初笑い。継続を支える力とは何か。

1月24日

昨日は本年初のLAC-座落語会。これは4年前本社にお客さまや地域の方々にLife(生活)やArt(芸術)やCulture(文化)の情報発信基地としてイベントスペースを設けた当初からの目玉企画として始めたもの。

今回で16回を数え、お陰様で常に満員御礼となる超人気イベントとなりました。実は土曜の夜に開催するのは初めてで、かつ寒波襲来という情報でしたので集客を心配しましたが蓋を開けると定員50名を超過し60名近くの来場者、本当に感謝です。

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因みにワタスは三回目から前座の前座として高座に上がりました。主催者として観客席から見ていた時、「オレもできるかも・・」と突然想い旧知の中の春蝶くんに「オレも高座に上がってエーかな?」と聞いたら、「あ、いいんじゃないですか」と快諾してくれて(主催者のトップが頼めば断れない(笑))4年前の53歳で落語家?ホロス亭エロスがデビューしたのです。実はその時は「1回やればそれで満足」的な軽い気持ちでやったのですが、それがそれ以降なぜか毎回やるようなってしまいました(マクラでは「まさか自分がこんな腕を上げるとは思てませんでしたわ〜」といってウケを狙います)

ネタ数も創作含めて10本の持ちネタになりました。古典は明礬丁稚。平林。ぜんざい公社。桃太郎。つる。十徳。代書屋。野ざらし。厩火事。そして今回ネタ降ろしした米揚げいかき。本来ならネタ降ろしの後に何回も高座に上がりながら習熟度を増していくものですが、ワタスの場合は多くて一つのネタで3回、ほとんどが1回やっただけでお蔵入りしているのが少し残念です。営業でも講演でも研修でも何でも経験数が質に変わるものですからね。

ところでワタスは落語をいつまで続けるのでしょうか・・もちろん自分で決めることなのですが、誰からも指示命令されない立場で継続することは結構難しいことです。ダイエット、禁煙、ブログ、資格取得等々然りですね。ワタスの落語も仕事が立て込んでいる時、中々覚えられない時、高座に上がって満足度が低かった時とかには「もうやめようかな」と何度も思います。

何かを始めるときも勇気は入ります。ワタスの場合は宣言して予定を入れてしまい、告知して逃げられない状態に追い込むことでスタートさせました。継続できてきたのは、周囲の暖かいメッセージ(よかった、おもしろかった)や師匠(春蝶くん)の緩い指導(基本好きにやらせて褒めてくれます)や、何より狙いどころでお客さんが笑ってくれることが快感となり、今度はもっと笑ってもらおうという力になるのです。

何を始めても継続できるかどうかは「意志の力」と「応援の力」そして結果を出せたときの「自己有能感」ですね。

因みに今回の「米揚げいかき」は私の中では過去最も難易度の高いネタでした。尺も結構長く原稿用紙にして20枚以上のボリュームに加え、登場人物たちの会話のリズムやテンポが速いのです。自分なりにベストは尽くしましたが出来栄えの満足度は60点ということろなのでいつかどこかで再チャレンジしたいと思います。

そして近い将来、老人ホームや学校などで落語と講演を組み合わせたコンテンツで笑いと感動を提供する変なおっさん(おじいさん?)として名を馳せることがワタスの1つの目標なのです(お代は喜捨(気持)から受け付けます(笑))


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posted by 堀井計 at 13:33| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ホロス亭エロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月30日

イベント週間。「倖せ」は成功した時ではなく行動した時に感じるものである。

5月30日

今週は月曜と木曜は弊社恒例のカンファレンスを大阪と東京で行い200名以上の社員や業界関係者の方々とビジョンや戦略を共有しそして昨日はこれまた恒例の弊社イベントスペースLAC-座落語会で3か月ぶりに高座に上がったホロスはギリシア語で全体、エロスは日本語で変態、通しで言うと全体が変態の世の中を発する言葉で「楽」に導く楽語家、ホロス亭エロスことケイホリイですこんにちわ。

カンファレンスは来週の月曜に福岡で閉幕しますのでその後にブログに書くとして・・・

ワタスが落語界に華々しくデビューを飾った?のが2012年3月16日、齢53歳でした。昨日までの約3年間で覚えたネタが古典で8本創作1本で計9本。始めたきっかけは本社1階にお客さまへの情報発信基地としてLAC(Life・Art・Culture)座を開設し、その目玉イベントに古くからの友人桂春蝶氏の落語会を企画し、その落語でたくさんのお客さんが笑っている姿を観て「オレもこれ演りたい!」と素直に思ったからです。そして春蝶くんに次の高座に上がりたいので教えてくれよとお願いしたら快諾してくれて、スタッフに「オレ、次前座の前座で出るからね・・」とオーナー権限を発動したのです(笑)

よく周りからは「何で落語を始めたんですか?」とか「仕事も忙しいのになんでそこまで自分を追い込むんですか?」とか聞かれるのですがその理由は。

弊社のホロスを創る10の価値観の1つに、「笑いは許し、笑いは肯定、笑いは感謝。ホロスは年がら年中ユーモアビズ。」なるものがあります。これはヒトが素直に笑っている状態は基本お互いが好感を抱き人間関係が良好で、身体の力も抜けリラックスし最もパフォーマンスが発揮できる状態でもあるので、日々ユーモアで溢れたビズスタイルを社風にしようと決めました。その発案者が落語で「笑い」を提供することは使命なのです・・・なんて言うといかにもそれらしいですが、本音は「落語家って格好イイ!」「ワタスも高座に上がってたくさんのヒトに笑ってもらいたい!」と言う至ってシンプルな理由からです。

因みに今回は久々のネタ降ろしで「野ざらし」にチャレンジしました。練習はもっぱらクルマの中か風呂の中か新幹線の中。今回は女の幽霊が出てくる艶話で主人公の狂喜に満ちた独り芝居がちゃんと演じきれるかがポイントでした。で、練習を兼ねて比較的空いているひかり新幹線を選んで乗っていたのですがそれでも思わず気を入れ過ぎて大きな喘ぎ声を発してしまっていたようで恥ずかしいことに車掌さんに注意をされてしまいました(絶対変態と思われていたはずです(笑))

歳を重ねていくと新しいことを自分のルーチンに加えることに億劫になっていくものです。もちろん変化の無い日々の生活を幸せと感じていればそれはそれで素晴らしい人生だと思います。でもオレの人生このまま終わっていいのだろうかと少し思い悩んでいるカタに言いたいことは幾つになっても「手遅れ」は無いということ。因みにワタスはサーフィンは40代から始めましたし落語は50代なのですから。ちょっとしたキッカケやヒトとの出会いや踏み出す勇気は少しいるかもしれませんが、何も行動せずに不平不満を言うヒトよりも宣言してチャレンジしてその結果失敗したり挫折したとしてもその方がずっと格好イイと思うのですがいかがでしょうか。

倖せは成功の結果感じるものではなく、自らの意志で新しい行動を取った時にその行動した自分に対して感じるもの。難が無い「無難」な人生もイイですが、難が次から次へと降り注ぐ、難が有り有りの人生もまた「有難い」人生。これからもその有難い人生を笑いながら乗り越える有難いヒトになりたいと思います。

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あ、野ざらしは今までで一番ウケたかもしれません(笑)

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只今年がら年中ユーモアビズの将来設計士募集中です→http://www.holos.jp/employ/



posted by 堀井計 at 20:55| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ホロス亭エロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月24日

落語会。果たしてプレッシャーと戦いながらも高座に上がり続けるメリットはあるのか。

1月24日

昨日は本年初のLAC-座落語会。実は昨年後半で2回開催した単独落語会が自分なりには不発で終わりプチスランプに陥っていたので今回はかなりプレッシャーを抱えての登板でした。演目は春蝶師匠と相談したうえで結構難易度の高い「代書屋」に。彼曰く「このままこのネタを封印するにはあまりにももったいないですよ」と。

なので今まで以上に練習をしたうえに、本番前にはレギュラーの笑福亭由瓶さんにも初めてアドバイスを貰いました。私が通しで噺してるのを聞きながらメモに指摘事項を書き込んでいただき、終わった後でフィードバックを貰うというまさにワタスたちが営業や研修講師トレーニングで行っているロープレ研修そのもの。いつもは大抵トレーナーとしてアドバイスする側なのですが今回は完全にトレーニー(教わる)側。特に満席の本番を間近に控えたタイミングですので流石にワタスも真剣そのものでした(笑)

由瓶さんからいただいたフィードバックはとても適格かつ丁寧。「本題に入る前の前段を思い切ってカットしましょう。私がお客さんなら早く代書のところを聞きたいです。」「このシーンはほんまにその仕事してたと思い込んで演じてください。その本気の気持ちがお客さんに伝わるんです」「難しいかもしれませんがお客さんとの掛け合いは息継ぎをしないんです。これを1回づつしているとお客さんの心が離れていきます。息継ぎをせず一気に掛け合うからメッチャしんどいんです」さすがプロ、常にお客さま目線、お客さまの気持ちを考えながら演じていることがそのアドバイスから伝わりました。

もちろんまだまだ完璧にこなすことはできなかったものの、意識して演じたことで本番はかなりクオリティが上がり、狙い通りのシーンで狙い通りの笑いをいただきました。で、お客さまからも「今日ヨカッタで〜」「涙出るほど笑わせてもろたわ」と好評価を頂戴し春蝶師匠、由瓶さんにも合格点を貰い、ワタスもどっと肩の荷がおりたわけですが、そもそもワタスは何のために落語をしているのでしょうか?何にメリット感じてシゴトの合間に練習し、プレッシャーの中高座に上がるのでしょうか?(え?こっちが聞きたいって?)

・幾つになってもチャレンジスピリッツを忘れたくない
・マクラを考えネタを暗記し役どころを演じることでボケ防止になる
・意図して笑ってもらうことで自己肯定感が強まる(facebookのイイネと同じ)
・落語のスキルが講演や研修講師のヒトを惹きつけるスキルに活かせる
・弊社の社風ユーモアビズを率先して実践するという使命感(ただの道楽でやってるわけではない・・)
・変な?社長がいることで会社の認知度を上げる(逆に下がってるかも)


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でもやはり理屈ではなく、ただ単に笑って楽しんでもらうことが嬉しいというのが本質ではないかと思います。自分がそれぞれの役者になりきり、その役を楽しんでできるようになるまでには時間がかかるかもしれませんが、ホロス亭エロスは諦めず芸を磨き続ける所存でございます。

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遂にホロス亭エロスが関東初上陸→http://fphoken.jp/mielca_holos/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=283
posted by 堀井計 at 21:34| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ホロス亭エロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月06日

落語会。プロたちが本番直前まで楽屋の中で語り合う話の内容とは何か

9月6日

昨日は某大手金融機関の支店長研修を14時55分に無理やり終了しダッシュで東京駅を駆け抜けて15時丁度の新幹線に飛び乗り夜は恒例かつ懸案ののイベント落語会の前座の前座をなんとか務め上げそのまま打ち上げで深夜まで盛り上がった翌朝は地元高校の恒例ゴルフに出かけ相変わらずOBを叩いてプレイングフォーなら思わずガッツポーズを取ってしまう程の実力に我ながらあきれ返るのひっくり返るで収拾のつかない我が人生最期のオチを模索しようとネタを考える自称落語家ならぬ発する言葉で人々を楽に導く楽語家@ホロス亭エロスこと堀井ですこんばんわ。

ところで。

昨晩のLAC-座恒例イベントの落語会。ワタスもプロの前座として高座に上がって3年目を迎えるのですが初めて本番でネタを忘れてしまいました。いつも本番直前まで「高座に上がってかネタがでてこなかったらどうしよ・・」とビビッていた割には無かったのですがついにやっちまいましたという感じです。ひょっとしたらそれはマクラ(いわゆるツカミ)の部分だったのでお客さまには気づかれていないかもしれません。ただ自分の中ではいったん真っ白になり「どないしょ」と思いながらもなんとかごまかす?ことができました。

で、反省を踏まえ今回のリカバリートークを分析してみたのですが。忘れて焦るとさらにテンバッてパニくるのでここはできるだけ落ち着いて「えー今ちょっとネタを忘れてまして」と開き直り「取り敢えず思い出すまで違う話で繋いどこ」と適当に噺しながら思い出すのを待つ。すると案の定噺しているうちに思い出し、これでなんとか切り抜けられました。

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ただ根本的にはリカバリーの手法より忘れないようにしっかり準備して臨むことが大切ですね。今回の出演者はワタス含めて4名。もちろんワタス以外はプロの落語家なのですが、本番前の楽屋でどんな会話が繰り広げられているか興味ないですか?(え?ない?)

実は皆さん出番直前まで私服のままでアイフォンいじったりとかなりリラックスされていて、いたってしょうもない身内話や下ネタで盛り上がっているのです。ワタス以外は。その中でワタスだけはかなり顔を引きつらせながらネタを忘れないように頭の中で何回も反芻していて頷きながら愛想笑いするのがやっとなのです。これがまた自分の中では格好悪いんですよね。彼らは日頃から練習を積み重ね、同じネタをいろんなところでこなしているので出番直前はもう余裕たっぷりなんでしょう。

何事も余裕がなければイイシゴトはできないということですね。

本番でトチるのも格好悪いが楽屋で顔を引き吊りながら最後まで練習しているのもまた格好悪い。やはりどんな職業でも「プロ」と呼ばれる本物は人知れず誰の目にも触れないところでモクモクとコツコツと修練を重ね、身内の前でももちろん本番でも余裕を持ってコトに臨める状態を作ってくるのです。

次回はワタスも楽屋の中で本番直前までプロの芸人に交じってバカ話ができる状態にまで仕上げてくることを誓います(もっとシゴトで誓えよ)


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posted by 堀井計 at 19:58| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ホロス亭エロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月31日

リラックスしよう。落語も営業も研修もそして人生もマクラで決まる。

5月31日

昨日は満員御礼の中、今年2回目の高座に上がりました。

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ワタスは講演や研修や社内イベント等で年に何十回と大勢のヒトタチの前で話しをします。多い時には1,000人くらいの前で話しをする時でも慣れてるせいかあまり緊張することはありません。

実は最も緊張するのが落語の高座に上がる前なんです。

なぜかと自分なりに分析しますと、講演や研修はテキストやパワポというアンチョコ?がありますので忘れるという心配がないのに対し落語はネタを全部覚えなければならないからだと思います。古典落語ですと基本話す内容は決まっていますので、それを「本番で忘れてしまったらどうしよう・・」という気持ちが高座に上がる直前になればなるほど襲ってくるのです。昨日も楽屋にいる私以外のプロ3名は出番直前でも平気で談笑していますがワタスだけがその中でスマホのメモを睨めっこしながらブツブツ呟いているのです。

でもしかし。

出囃子が鳴り、暖簾をくぐり、お辞儀をして草履を脱いで高座に上がり、上から観客の皆さんを見渡した時には不思議と落ち着いているのです。今まで11回高座に上がりましたがネタが完全に飛んで詰まったことはありません。よく歳を取ると昔のことは思い出すのに直近のことやヒトの名前はすぐに忘れてしまうと言いますので(事実ヨク忘れます)ボケ防止のためのトレーニングとして、そして何よりお年寄りの方々が声を出して笑っていただけることが嬉しく励みになりますので続けられる限り続けて行きたいと思っています。

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ところで。

落語の愉しみ方は人それぞれだと思いますが、ワタスは観るときも演るときもネタよりマクラの方に関心があります。それは今まで営業や研修で成功するには出会った瞬間の第一印象から3分くらいのインパクトで決まることを経験してきたからでしょう。好感と信頼の場が形成できるかどうかで本番の結果が変わるということです。ワタスは落語はプロではありません(落語をしてお金を貰ったことが無い)ので推測の域を出ませんが、落語も基本は同じではないかと思っています。マクラの5分くらいで好感の場を形成し、笑いの扉を開けることでそれから続く本番の笑わせ処の「乗り」や「勢い」が全く変わってくるのです。

もちろんその3分のために入念な事前準備、つまりネタを練り練習することがとても大事なんですが、もう1つ大事なことは場を読むこと。その場の雰囲気を掴み、ある程度アドリブを利かせる余裕を持つこと。その為にはリラックスして臨めるかがとても重要なのです。緊張し、我を失うと本来の力すら発揮できません。

では常にリラックスするにはどうすればいいのか。

やはりリラックスするには心の余裕が必要ですね。心に余裕があるから観客の顔が見え、反応が判り、インタラクティブに会話ができ、微妙な「間」が創れ、更に笑いを誘発させていくのです。堂々巡りですがそのためには入念な準備を怠らないこと、場数を踏むこと、それから日常生活の会話の中でユーモアのセンスを磨いておくこと、つまりアドリブでギャグをかませる習慣を身に着けておくことではないでしょうか(考えなくても反応できるクセをつくるということ)

今回のマクラは自分なりには中々の出来栄えでした。お時間に余裕があるかたはこちらからお愉しみ下さい↓




posted by 堀井計 at 22:15| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | ホロス亭エロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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